タリバンが8歳少年を「絞首刑」、父親の警官に脅迫拒まれ



[ゲレシュク地区(アフガニスタン)26日ロイター]
アフガニスタン南部ヘルマンド州で、8歳の少年が反政府武装勢力タリバンに誘拐され、
首をつられて殺害されていたことが明らかになった。

この事件では、タリバンが少年を殺害する前、警官である少年の父親に身代金として、
警察車両を引き渡すよう執拗(しつよう)に迫っていたことも分かった。

誘拐犯は、少年に父親が事故に遭ったとだまし、車に乗せて少年を連れ去ったという。

26日にロイターの取材に応じた父親は、
「犯人から3度電話があり、警察車両を要求してきた。

そして車両を渡さなければ、息子を殺すと警告された」と当時の状況を説明。

また父親は「犯人には『私の家族を全員殺しても、警察車両は渡さない』と伝えた」と話し、
要求を拒否したと明かした。

父親は22日、息子が首をつられたことを電話で知らされ、
遺体が遺棄された場所も伝えられたという。

カルザイ大統領は、今回の事件について「残酷で卑劣な行為だ」とした上で、
「この行為はいかなる文化、宗教においても許されるものではない」と激しく非難した。

アフガンでは先月、南部ウルズガン州で8歳の少女がタリバンから渡されたかばんを
持って警察に向かっていたところ、中に入っていた爆弾が爆発、
少女が死亡する事件が起きた。続きを読む