派遣の過労自殺、遺族勝訴が確定 ニコンなどの上告退ける



光学機器大手ニコンの埼玉県の工場に派遣されていた男性が自殺したのは
劣悪な勤務環境でのうつ病が原因として、遺族が同社と名古屋市の業務請負会社に
計約1億4千万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷は1日までに、
両社の上告を退ける決定をした。

計約7千万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定した。
9月30日付。男性は1999年3月に23歳で自殺した上段勇士さんで、
原告は岩手県一関市に住む母親。続きを読む