食い物にされる日本人女性被害急増国際結婚詐欺の卑劣手口



<フェイスブックも悪用されている>

米カリフォルニア州の砂漠で小川文子さん(当時41)が遺体となって見つかった事件。
地元警察から事情を聴かれているアメリカ人の夫は、
出会い系サイトで知り合った複数の日本人女性に結婚話を持ちかけ、
カネをだまし取っていたことも分かっている。

近ごろは外国人オトコが日本人女性を“食い物”にするケースが急増中だ。
例えば、在マレーシア日本大使館はHPでこう注意喚起している。

「最近、日本人女性から『インターネットで英国人などと称する男性と知り合い、
電話やメールで現金をマレーシア国内の口座に送金するよう懇願されて、
振り込んでしまった』などの詐欺被害に関する相談が多く寄せられています」

世界中のペテン男が、日本のオンナを狙っているのである。
ネット犯罪に詳しいジャーナリストの井上トシユキ氏がその手口をこう解説する。

「出会い系サイトなどで女性と知り合うと、メールやライブカメラを使った
チャットで密に連絡を取り合い、信頼関係を深めていきます。
男性の動く姿を見た女性は信じやすいのです。

そのうち『結婚したい』とささやき、『会いに行きたいが、渡航費用がないので貸してほしい』
『君のために日本語学校に通いたいから学費を貸してくれ』などと言ってくる。
振り込め詐欺のような手口も増えていて、『事故を起こしてしまって補償金が必要だが、
こっちは夜なのですぐにお金を用意できない。

日本は昼だから送金してくれないか』などと持ちかける。
近ごろは出会い系サイトでなくても、
フェイスブックのようなSNSを使って、気軽に声をかけてくる。
結婚詐欺の敷居は下がっているのです」

 ネット上では、「フェイスブックで結婚詐欺に遭った」と被害を訴える声がゾロゾロ。
娘の行動には要注意だ。

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