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岩波書店の採用方法がネットで物議 厚労相も反応



2日、共同通信は、岩波書店の2013年度定期採用において、事実上、
縁故採用を行う方針を採ったとを伝え、ネット掲示板を中心に物議を醸している。

岩波書店の採用情報ページでは、「岩波書店著者の紹介状あるいは
岩波書店社員の紹介があること」と明記されていることから、ネットユーザーたちは
「すごい開き直りっぷりだな岩波さん」「隠れて縁故採用をするよりは潔い」などと、
その真意は不明ながらも、縁故採用を堂々表明した
同社の方針を支持するようなコメントを投じた。

だが、その一方では、「堂々と宣言するのはいいが、
雇用機会均等法的に問題はないのか」
「社員は紹介状ビジネスできんじゃねーか 」「日本は階級社会に逆戻りだな」
「会社としての成長を放棄しているとしか解釈できない」など、保守的な採用方法に
対する批判も多く、中には「コネがあれば入れます、とは言ってない。
紹介状を取って来いと」「コネのある人というよりコネを作れる人を取りたいのかな」と、
その意図を深読みする者も――。

また、3日には、小宮山洋子厚生労働相が閣議後の記者会見で
「早急に事実関係を把握したい」と述べており、調査に乗り出す考えを明らかに。
東京労働局が近く岩波書店側から事情を聴き、今後の対応を検討するという。続きを読む