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【日韓】「島のために当然」「日本人が来てくれるわけでも」
竹島遊覧便を運航する韓国海運会社への対馬市補助金



「島のために当然」「日本人が来てくれるわけでも」対馬市補助金

“竹島遊覧便”を運航する韓国「大亜高速海運」便への長崎県と
対馬市の補助金支出について、対馬では「国益に反する」という
批判的な意見がある一方、「島の経済のためには当然」との声が主流だ。
高齢化と過疎化が進み主産業の漁業などが衰退する中、
韓国からの観光客や資本投下に依存せざるを得ないのが実情だからだ。

「補助金支出を批判する人は島の実情を知らないのではないか」。
島内で旅館と食堂を経営する対馬旅館業組合の熊本裕臣組合長はこう話す。

対馬は福岡から約130キロ。釜山からは約50キロしかなく、高速船で1時間10分。
韓国にとって登山や釣り、買い物が楽しめる「最も近い海外旅行地」でもある。
週末、商店街をそぞろ歩く家族連れや若者グループは韓国人が目立つ。

大亜社便が震災後2カ月半余り運休すると、対馬のにぎわいは消えた。
熊本さんの旅館では、韓国の旅行代理店が3カ月先まで押さえていた予約が
一斉にキャンセルされ、1500万円分の売り上げが吹き飛んだ。
「島の経済がピタッと止まった。
運休が半年続いていたらダメ(倒産)だったかもしれない」という。

長崎県が平成21年に発表した推計では、韓国人観光客の島内消費額は21億6千万円。
対馬市の23年度一般会計当初予算(288億円)の1割近くに相当する。
韓国資本のホテルや店舗での消費も多いため、
「人数のわりに島民に落とすお金は少ない」との指摘もある。
だが、熊本さんは「運休によって自分たちは
韓国人旅行者のおかげで生活できていると再認識した。
補助金で観光客が戻るならいいことだ」という。

しかし、大亜社が竹島遊覧を実施していることは、あまり島民に知られていない。
小宮教義・対馬市議は「島では大きな問題にはならない。
韓国人の代わりに日本人が観光に来てくれるわけでもない」と話す。

昨年10月に新規参入した韓国「未来高速」の代理店経営、比田勝亨さんは
「もう大亜社の独占状態ではないのだから、補助金を垂れ流すべきではない」と指摘する。
一方で、「竹島便を出す会社に税金を使うのはおかしいとは思うが、
イデオロギーを優先したら対馬経済はだめになる。割り切るしかない…」と語った。

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