朝日新聞「ニセ医師」虚報。担当者は親子二代で“お騒がせ”記者
東日本大震災の被災地・宮城県石巻市などで医者を騙って
「ボランティア活動」をした揚げ句、医師法違反容疑で8月19日に
逮捕された「米田きよし」こと米田吉誉容疑者(42)。
同容疑者を人物紹介欄に登場させた朝日新聞の「脇の甘さ」が露呈した。
8月10日付「声」欄に米田容疑者を取り上げたのは、
同社報道局社会グループに所属する女性記者。
民間企業から「社会人採用枠」で朝日記者に転じた。
地方での取材、本社での内勤などを経て社会グループに配属となり、
東日本大震災では応援記者として現地に赴いた。
そして、派手に動き回る米田容疑者に目が止まり、取材したらしい。
「この米田という男、とにかく口がよく回る人物だった。
彼と酒を飲んだり、飯を食った記者は相当いて、
皆、彼の活動に注目していた」(現地で取材した記者)
事実、民放テレビ2局は、計3回米田容疑者を取り上げていた。
とはいえ、朝日内部での同記事への評価は厳しく、
「マスクをしている写真など見た事がない」
「本当に医者か確認したか」などの声があったとされる。
読者からの指摘で調査したところ、すぐに出身大学もデタラメ、
もちろん医師資格は持っていなかったことも判明。
そして、12日には報道局長名で「全文削除」となった。
朝日の虚報としては、共産党幹部だった伊藤律氏の架空会見、
自ら沖縄のサンゴを傷つけておいて告白記事を掲載した「サンゴ事件」などが有名だ。
今回の記事はこの2つと並ぶ虚報との声も上がっている。
「しかも、執筆した女性記者の父親も元朝日記者で、約20年前、
暴力団関係者との交際が一部メディアに指摘されたことがあった。
東大法学部卒で、かつては社会部のエース記者と呼ばれ、
取材先からの信頼も厚く暴力団関係者とのパイプも太かった。
そして、京都に強い勢力がある暴力団幹部の家族の結婚式に招かれ出席したことが、
一部のメディアに暴露されたのです」(関係者)
コンプライアンス(法令遵守)という言葉すらなかった時代。
自腹で交通費、祝儀を払った父親の姿勢は「取材先に信用されている証拠。
記者として立派」とかばう声が多かったものの、
名古屋本社に少しの間“島流し”になっている。
「朝日には親子の記者は珍しくはないが、二代続けての
『お騒がせ記者』は珍しい」という意地悪な声も社内で聞こえてくる。
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東日本大震災の被災地・宮城県石巻市などで医者を騙って
「ボランティア活動」をした揚げ句、医師法違反容疑で8月19日に
逮捕された「米田きよし」こと米田吉誉容疑者(42)。
同容疑者を人物紹介欄に登場させた朝日新聞の「脇の甘さ」が露呈した。
8月10日付「声」欄に米田容疑者を取り上げたのは、
同社報道局社会グループに所属する女性記者。
民間企業から「社会人採用枠」で朝日記者に転じた。
地方での取材、本社での内勤などを経て社会グループに配属となり、
東日本大震災では応援記者として現地に赴いた。
そして、派手に動き回る米田容疑者に目が止まり、取材したらしい。
「この米田という男、とにかく口がよく回る人物だった。
彼と酒を飲んだり、飯を食った記者は相当いて、
皆、彼の活動に注目していた」(現地で取材した記者)
事実、民放テレビ2局は、計3回米田容疑者を取り上げていた。
とはいえ、朝日内部での同記事への評価は厳しく、
「マスクをしている写真など見た事がない」
「本当に医者か確認したか」などの声があったとされる。
読者からの指摘で調査したところ、すぐに出身大学もデタラメ、
もちろん医師資格は持っていなかったことも判明。
そして、12日には報道局長名で「全文削除」となった。
朝日の虚報としては、共産党幹部だった伊藤律氏の架空会見、
自ら沖縄のサンゴを傷つけておいて告白記事を掲載した「サンゴ事件」などが有名だ。
今回の記事はこの2つと並ぶ虚報との声も上がっている。
「しかも、執筆した女性記者の父親も元朝日記者で、約20年前、
暴力団関係者との交際が一部メディアに指摘されたことがあった。
東大法学部卒で、かつては社会部のエース記者と呼ばれ、
取材先からの信頼も厚く暴力団関係者とのパイプも太かった。
そして、京都に強い勢力がある暴力団幹部の家族の結婚式に招かれ出席したことが、
一部のメディアに暴露されたのです」(関係者)
コンプライアンス(法令遵守)という言葉すらなかった時代。
自腹で交通費、祝儀を払った父親の姿勢は「取材先に信用されている証拠。
記者として立派」とかばう声が多かったものの、
名古屋本社に少しの間“島流し”になっている。
「朝日には親子の記者は珍しくはないが、二代続けての
『お騒がせ記者』は珍しい」という意地悪な声も社内で聞こえてくる。
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