AIJ、1092億円を運用失敗で消失



投資顧問会社「AIJ投資顧問」の年金消失問題で、AIJは顧客から預かった
資金のうち約1100億円を運用の失敗で消失させていたことがわかった。

証券取引等監視委員会によると、AIJが年金基金などから集めた資金は1458億円で、
このうち1092億円を運用の失敗で失っていた。
残っている資産は251億円だが、顧客にすぐに返せる現預金は81億円となっている。
金融庁はAIJに対し、残っている顧客資産を保全する命令を出した。

また、AIJに運用を委託していた年金基金は92で、ある年金基金は23日、
日本テレビの取材に対し、「高齢化が進んでいる企業が多く、掛け金も増やせない。
基金を解散させてほしいというのが本音だ」と話している。続きを読む