5年連続ワースト1! 『ハイエース』が盗難される理由
「ハイエースが5年連続で1位!」。
何のランキングかというと、なんと「盗難された車」のランキングなのだ。
社団法人日本損害保険協会が3月21日に発表した
『第13回自動車盗難事故実態調査結果』によると、
損害保険会社が2011年11月に保険金を支払った自動車盗難の事案のうち、
もっとも多かったのはハイエース(トヨタ)の盗難だった。
しかも5年連続でのワースト1位。その事実の背景に、いったい何があるのだろうか。
ハイエースは積載量の多いワンボックスカーで、身近なところでは
宅配業者や電気工事事業者が使っていたり、送迎バスとして利用されたりしている。
そのため「商用車」というイメージのあるハイエースが
「最も盗まれている自動車」だと聞くと、不思議に思う人もいるはずだ。
実際、この調査結果でも2位にセルシオ、
3位にランドクルーザー、4位にクラウンと高級車や多機能な
SUV車が名を連ねており、ハイエースだけが浮いているようにも見える。
同協会の調査結果では、ハイエースが盗まれる理由として1つは
「耐久性に優れ部品の汎用性もあり、海外での人気が高い」こと、
もう1つは「イモビライザの標準装備が進まずセキュリティが低いことから、
自動車窃盗団の標的となっている」ことを挙げている。
だが、耐久性や汎用性のある車は他にもあるはずで、盗難防止のための
イモビライザについても新型車については標準装備が進みつつあるという。
ならばなぜ…と考えたとき注目したいのが、
ハイエースの持つ「改造車のベースとしての魅力」だ。
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「ハイエースが5年連続で1位!」。
何のランキングかというと、なんと「盗難された車」のランキングなのだ。
社団法人日本損害保険協会が3月21日に発表した
『第13回自動車盗難事故実態調査結果』によると、
損害保険会社が2011年11月に保険金を支払った自動車盗難の事案のうち、
もっとも多かったのはハイエース(トヨタ)の盗難だった。
しかも5年連続でのワースト1位。その事実の背景に、いったい何があるのだろうか。
ハイエースは積載量の多いワンボックスカーで、身近なところでは
宅配業者や電気工事事業者が使っていたり、送迎バスとして利用されたりしている。
そのため「商用車」というイメージのあるハイエースが
「最も盗まれている自動車」だと聞くと、不思議に思う人もいるはずだ。
実際、この調査結果でも2位にセルシオ、
3位にランドクルーザー、4位にクラウンと高級車や多機能な
SUV車が名を連ねており、ハイエースだけが浮いているようにも見える。
同協会の調査結果では、ハイエースが盗まれる理由として1つは
「耐久性に優れ部品の汎用性もあり、海外での人気が高い」こと、
もう1つは「イモビライザの標準装備が進まずセキュリティが低いことから、
自動車窃盗団の標的となっている」ことを挙げている。
だが、耐久性や汎用性のある車は他にもあるはずで、盗難防止のための
イモビライザについても新型車については標準装備が進みつつあるという。
ならばなぜ…と考えたとき注目したいのが、
ハイエースの持つ「改造車のベースとしての魅力」だ。
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